必要書類を提出したあとは、担当者との面接です。
面接は計画書と同様、融資の成否を大きく左右する、重要なステップで
す。あなたの事業に対する理解や考えがしっかりとしていれば難しいも
のではありません。「社長の口から」事業内容について説明をしてくだ
さい。
1番見られることは、
経営者自身がしっかりと事業の内容やそれに伴うリスクも把握しているか
ということです。
具体的には、こんなことを聞かれます。
①経営者の経歴
今まではどんな仕事をしていたか、新しくはじめる事業の経験はある
か、協力してくれそうな人はいるのか、家庭を持っているのか、自己
資金はどれほどあるのか・・・などを質問されます。
事業の経験については、無くても問題はないのですが、今までの経験
をどう活かしていくのかを担当者に伝えましょう。
②借り入れ希望金額
「とにかくたくさん借りたい」というのは、ご自身の無計画さをさら
していることになります。計画書に沿った金額をしっかりと伝えましょ
う。
③資金が必要な時期
面接から融資実行までも期間がかかりますし、「できるだけ早く!」と
言っても無理な話です。いつまでに必要なのか、ということを理由と
あわせて説明しましょう。
④事業の見通し
なるべく客観的な視点から語るようにしてください。悲観的になる必
要はありませんが、リスクもしっかりと把握しているということをア
ピールしなくてはいけません。
この4つの質問以外にも、他の借入金の有無や連帯保証について聞か
れることもありますが、堂々と正直に答えましょう。そして当然のこ
とですが、当日は清潔な服装で、挨拶もしっかりと、などなど…社会
人としての礼儀はわきまえて出向きましょう。
面接が終わったら、あとは結果を待つのみです。もし、この融資が受
けられなくても、資金調達のすぐに新しい方法を考えるのは待ってく
ださい。融資が受けられなかったということは、他人の目から見て、
あなたの事業の実現可能性が引い、ということです。もう一度、じっ
くりと事業計画を練り直しましょう。
この記事を読んだかたは以下の記事も見ています
No related posts.