◆なぜ「カラーFAX」というイノベーションは市場に受け入れられなかったのか?
モノクロのFAXよりも、カラーFAXの方が絶対に便利です。
ですが、実際にカラーFAXを持っている方は少ないでしょう。
どうして流行らなかったのか?答えはいたって簡単です。 (more…)
モノクロのFAXよりも、カラーFAXの方が絶対に便利です。
ですが、実際にカラーFAXを持っている方は少ないでしょう。
どうして流行らなかったのか?答えはいたって簡単です。 (more…)
みなが分業して成果を交換し合う事によって、アウトプットが最大化される。
「専業特化」と「取引」は資本主義社会の基本です。
起業直後では、それができません。人がいないからです。 (more…)
言うまでもないことですが、「必要な物、サービスはネットで検索できる時代」です。
起業を目指して記事を読んでらっしゃる方のなかには、営業マンの経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
顧客リスト片手にひたすらアポ取りの電話をかける。
あるいは、上司に「営業は足だ!」と言われ、足を棒にして手当たり次第に会社に飛びこむ。
昔はうまくいっていたかもしれませんが、もう通用しません。
昔、「電話は暴力だ」と表現した作家がいました。 (more…)
「沖の暗いのに白帆が見ゆる、あれは紀ノ国ミカン船」
江戸時代、嵐によってミカン船が出せなくなる年がありました。
江戸で高騰、紀州で暴落するミカン。
ひと儲けできるかもしれない…
そこに気づいた人物がいました。
当時、一介の小商人だった紀伊国屋文左衛門です。
借金して大量にミカンを買い込み、嵐を越えて命からがら江戸にたどり着きます。
タダ同然で手に入れたミカンが江戸では高値で飛ぶように売れ、
江戸で名を馳せた大商人となって帰ってくることができました。
彼がやった事業は、とてもシンプルです。
「安いところで買取り、高いところで売ること」
これを経済の言葉で「裁定」といいます。
「紀伊国屋文左衛門のミカン船伝説」は、裁定に成功した例として、今でも語り継がれています。
もし、あなたが現代の「ミカン」を見つけたら…。
起業して嵐の中に船を出してみるのもいいかもしれません。