個人事業の場合、事業のお金もすべて個人の持ち物です。
株式会社の場合は、どれだけ儲かったとしてもそれは会社のお金になります。
個人事業の場合
事業のお金はすべて事業主のものとなります。
ですから、資産の使い方も個人で自由に決めることができます。
そのため報酬は「役員給与」として決まった金額を毎月もらうわけではありません。
しっかりと帳簿をつけないと、事業のお金と家計との境目があやふやになってしまいます。
株式会社の場合
会社が儲けたお金は、会社のお金となります。
社長が自由に使うことは基本的にできませんし、
他に出資者がいればその意見も尊重しなければいけません。
そして報酬は、毎月決まった金額を受け取る事になります。
役員の報酬は、期首に決定した金額が会社の損金として支払われるのです。
しかし会社であっても経理処理がいいかげんだと、
個人のお金と事業のお金が入り交じってしまうこともあります。
個人事業、株式会社どちらであっても、しっかりとした経理管理が必要です。