税金の負担は、儲けによって状況が変わります。
儲けが少ない間は個人のほうが税金負担が少なく、
儲けが大きくなれば会社のほうが税負担が軽く
なります。
個人事業
個人事業は税金を所得税として納税します。
所得税は最低税率5%からスタートし、
所得金額が増えるにつれて税率も増える
累進課税の制度をとっています。
ですから、儲けが増えるほど負担が拡大していくのです。
株式会社
会社の場合、法人税を納めることになります。
期末資本金が1億円以下の中小法人の所得税の税率は、
所得が年間800万円までは18%
それ以上であれば30%と、
一定になっています。
そして、会社のほうが節税もしやすいです。
こういったことから、利益に対する税金の負担は、
小さなうちは個人が有利、大きくなると会社が有利なのです。